この日の稽古は、衣裳を着てセットもある本格的な稽古でした。
稽古が始まる前から、皆さん真剣に練習をして準備しています。
― 1幕 ―
1幕目の稽古が始まった瞬間、和気あいあいとした雰囲気から不気味な雰囲気にガラッと変わりました。そこから、絶え間なくシーンが繰り広げられ、遂に大貫勇輔さんが演ずるドラキュラが登場すると、何とも異様な空気に包まれます・・・。激しくダイナミックなパフォーマンスが続きます。
息を飲む暇もなく、気が付けば1幕があっという間に終わりました。
― 2幕 ―
2幕はまた、一気にムードが変わり華やかで幸せいっぱいの雰囲気で始まります。
ロンドンの街で愛に溢れた恋人達が踊ります。
そして再度ドラキュラが背後で不気味に暗い影を背負い登場すると、一気にダークなムードに。
2幕もまた、目が離せないまま終わります。
― 3幕 ―
最後の幕の始まりは、表情がとても印象的でした。
その表情には精神的な静寂と準備を要するので、前の休憩の時より雰囲気を作らなければいけないようでした。
3幕もハラハラした展開で進み、遂にクライマックス・・・。
最後の終わり方が余韻を残す感じで、「え、どっちなの?どっちなの?!」と興奮してしまいました!
稽古を見終わり・・・
全ての動き、ストーリーに一気に引き込まれました。
一瞬たりとも、落ち着く暇はなく、あっという間にそれぞれの幕が終わり、エンディングを迎えます。
本当に何度も息をするのを忘れました!
大貫勇輔さんのドラキュラは、ダイナミックであり、かつドキドキするセクシーさもあり、登場した際はさすが、一気に雰囲気が変わりました。
また、衣裳もすごくシーンを表現していてストーリーを語っていて印象的でした。
まだ本番まで時間があったのにも関わらず、この完成度はすごいです!
このレポートでは全然伝えきれないNBAバレエ団「ドラキュラ」の魅力は、是非直接ご覧いただき確かめて下さい!
きっと血を吸われたくなりますよ!
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