赤坂大歌舞伎「怪談 牡丹燈籠」のチケット情報

赤坂大歌舞伎
「怪談 牡丹燈籠」

イントロダクション

十八代目中村勘三郎の「芸能の街・赤坂で歌舞伎を!」との呼びかけにより、2008年にスタートした赤坂大歌舞伎。3年ぶりシリーズ6回目となる今回は、三遊亭圓朝の長編落語を原作とした三大怪談話のひとつで、明治25年以降、幾度となく上演された人気演目「怪談 牡丹燈籠」。脚本・演出にはテレビドラマ版でも脚本と演出を手掛けた源孝志をむかえ、中村獅童、中村勘九郎、中村七之助とこれからの歌舞伎界を牽引する人気役者たちが競演する。誰にでも親しみやすい演目ながら、新たな解釈も加えた新作に挑む3人。未だかつてない、新しい「怪談 牡丹燈籠」に注目が集まる。

インタビュー

新しい解釈や試みがある、現代の「牡丹燈籠」に挑戦します。

中村獅童さん・中村勘九郎さん・中村七之助さん

TBS赤坂ACTシアターを舞台に3年ぶりに帰ってきた赤坂大歌舞伎。幅広く人気を博してきた名物シリーズで今回上演する演目は「怪談 牡丹燈籠」。男女の愛憎、富を手に入れ狂い出す人生、忠義ゆえに企んだ仇討ちと、人間の煩悩や本質をあぶり出す。令和版として源孝志が書き下ろした新作に挑戦する中村獅童さん、中村勘九郎さん、中村七之助さんに、本作にかける意気込みや見どころなどをお聞きしました。

――3年ぶりの「赤坂大歌舞伎」への思いをお聞かせください。
中村獅童さん

中村獅童
第三回公演の「怪談乳房榎」に出演以来、「赤坂大歌舞伎」は7年ぶりの出演となります。尊敬する勘三郎兄さんが立ち上げた舞台。残された僕らが力を合わせて盛り立てて、勘三郎兄さんを超えることが恩返しだと思っています。今回は新作ということもあり、気心の知れた仲間と一緒にできるので今から稽古が楽しみ。長年の積み重ねがあって、ようやくこの歳になったからこそぶつかりあえるもの。往年の歌舞伎ファンはもちろん、新しいお客様の胸にも届く作品にしたいと思っています。

中村勘九郎
3年ぶりにTBS赤坂ACTシアターに帰ってこられて、本当に嬉しく思います。2008年に父(十八代目中村勘三郎)がはじめた「赤坂大歌舞伎」。父が亡くなってからも七之助と引き継がせてもらい、赤坂大歌舞伎がベースとなりNY公演にも繋がりましたので、まだまだ様々な方向で挑戦できると確信しました。歌舞伎座はどうしても神聖で重厚なイメージが先行して、「歌舞伎=難しい」と思われがち。第一回公演では「棒しばり」をやらせていただいたのですが、空間にすごく合っていた。同じ演目、同じ演出をTBS赤坂ACTシアターで上演した場合、こんなにわかりやすく楽しいものなのかと感じてもらえる。そういう力がある小屋です。赤坂は大人の街。憧れの街であり、花柳界の艶っぽさもある。そういう人と街からの良いシナジー効果も得られると思っています。

中村七之助
父が大切にしていた舞台であり、僕らがバトンを受け継いだ「赤坂大歌舞伎」。3年前の演目も新作でしたが今回は『怪談 牡丹燈籠』。TBS赤坂ACTシアターは本当にいろいろな可能性を秘めています。スタッフの皆さんの思いも半端ない。土台が強いからこそ、役者は安心して演じられるものです。その相乗効果が一番の強みではないでしょうか。赤坂の街の方々も一体になって盛り上げようとしてくれている。これはそうそうないことです。父のためにも、自分たちのためにもいいものにしていきたいですね。

――演目「怪談 牡丹燈籠」について。

中村獅童
「怪談 牡丹燈籠」は人気の高い演目ですが、僕としては出演するのは初めて。宮辺源次郎、伴蔵の二役をつとめます。源監督とは昨年BSプレミアムで放送されました『スローな武士にしてくれ』でご一緒させていただきました。ストーリーも非常に面白く、それぞれのキャラクターに共感できる部分も多い。今の時代に合った新しい「怪談 牡丹燈籠」になると思います。

中村勘九郎
ドロドロとした愛憎劇の中に美しさがある作品。「怪談 牡丹燈籠」の世界に生きる人たちは食べていくこと、生きていくことにパワーがあると感じます。新しい解釈が加わるので、目新しい内容になるはず。表現をどう膨らませるか、役の魅力を引き出したいし、出演者・スタッフ一同、うまくセッションしながらいい舞台にしたいですね。

中村七之助
久し振りの映像の仕事が、BSプレミアムにて放送されたプレミアムドラマ「令和元年版 怪談牡丹燈籠 Beauty&Fear」。脚本・演出を手掛けたのが源孝志さんだったこともあり、とても面白かったので「歌舞伎にしましょうよ」と勢いのまま話を持ちかけて。スピード感を保ったまま、わずか1年で実現した。信頼する二人との共演ですし、三年振りの赤坂大歌舞伎。今回3役を任せていただき、とても演じ甲斐がある。テレビドラマとはまた違った面を見せたいですね。早替りなど歌舞伎ならではの手法やビジュアルも、純粋なエンターテインメントとして楽しんでもらえるのでは。

――それぞれ役柄をどのように演じますか?

中村獅童
稽古場に立って、3人が揃ってからだと思っています。新作だから、古典だからと決めつけると何も生まれてこない。自分に与えられた役柄を想像して、そこにドラマが見えてこないと。ただ「怪談 牡丹燈籠」は現代に通じる部分もあり、アナログな歌舞伎だからこそ描ける人間模様がある。枠から外れて役を構築することも大事。幸い、気心知れたなんでも言い合える仲間との舞台なので、そこは期待してくれて大丈夫です。

中村勘九郎
獅童さんと同じで、自分の中で決めつけない方が稽古もスムーズ。歌舞伎でも現代劇でも、役者それぞれがピシッとビジョンを持ち、それでいて囚われないことが大事。演出家が求めるものを瞬時に表現できる柔らかさは持っていたいですね。気心知れたメンバーの意見も取り入れながら挑むつもりです。

中村七之助
心得としては魂で演じるのみ、ですね。共演者の皆さんとひとつになって生み出すエネルギーをより高めていき、お客様に観ていただく。新作・古典ともいつもその姿勢です。自由がない時代に一生懸命生きる人間の選択ミスやどろっとした人間臭さ、そういう部分が観られるはず。こういう「怪談 牡丹燈籠」もあったのかと、思ってもらえるんじゃないでしょうか。

――最後にメッセージをお願いします。

中村獅童
往年の歌舞伎ファンはもちろん、歌舞伎に馴染みのない若い人にも是非足を運んでもらいたいですね。若い方は花火大会や観光地でも着物を着る人も多いし、赤坂なら浴衣で来てもらっても大丈夫。イベントのひとつとして、ファッションも楽しんでもらえれば。20年後30年後もお客様に来てもらえるよう、歌舞伎をもっともっと盛り立てていきたいですね。

中村勘九郎
「怪談 牡丹燈籠」には3つのカップルが登場しますが、自分の身に置き換えて観るのもひとつ。共感してもらえる部分がどこかにあるはず。鑑賞後にランチやディナーを楽しめるスケジュールなので、是非赤坂に来てください。

中村七之助
話の内容も普遍的で、キャラクターに感情移入できる部分もある。ビジュアルも楽しめるので、肩の力を抜いて見にきて欲しいですね。

――ありがとうございました。
  • 中村獅童さん
  • 中村獅童さん

ヘアメイク/masato at B.I.G.S. (marr) [獅童]、宮藤誠(Feliz Hair)[勘九郎][七之助]
スタイリスト/長瀬哲朗(UM)[獅童]、寺田邦子[勘九郎][七之助]
衣裳/ジャケット 5万3千円/パンツ 2万3千円/タイ 1万3千円/シャツ、チーフ共に参考商品[勘九郎]
スーツ 7万9千円/タイ 9千円/チーフ、シャツ共に参考商品[七之助]
全てNEWYORKER(ダイドーフォワード)
TEL:0120-17-0599

キャスト&スタッフ

【出演】

中村獅童 中村勘九郎 中村七之助 ほか

【原作】三遊亭圓朝

【脚本・演出】源孝志

【音楽】阿部海太郎

【美術】堀尾幸男

【照明】服部基

【音響】井上正弘

【衣裳】前田文子

動画

  • 赤坂大歌舞伎 プロモーション動画

公演情報

公演名
赤坂大歌舞伎「怪談 牡丹燈籠」
対象公演日程

2020年5月5日(火・祝)~2020年5月23日()

※横スクロールで公演日程が確認できます。

5月 5日
(火)
6日
(水)
7日
(木)
8日
(金)
9日
10日
11日
(月)
12日
(火)
13日
(水)
14日
(木)
15日
(金)
16日
17日
18日
(月)
19日
(火)
20日
(水)
21日
(木)
22日
(金)
23日
11:00
13:00
15:30
17:30
会場
【東京】TBS赤坂ACTシアター
料金
S席:定価13,500円 ⇒ ご優待価格 平日・祝12,500円/ 土日13,500円(定価)
備考
  • ※本公演のチケット購入代金のお支払いにはVisa付エポスカード(プリペイド含む)のみご利用いただけます。
  • ※お1人様4枚まで
  • ※表示されている公演日・席種のみの受付となります。
  • ※未就学児のご入場はご遠慮ください。
  • ※1度お申込みいただいた公演の追加申込みはできませんのであらかじめご了承ください。
  • ※この優待販売は、必ずしも良席を保証するものではございません。
チケットお申込み
公式HP
http://www.tbs.co.jp/act/event/ookabuki2020/

お問い合わせ

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