新作書き下ろし、世界初演!
天海祐希がアダム・クーパーとタッグを組んで挑む、
舞台『レイディマクベス』
悪女の代名詞のような存在のマクベス夫人。
ウィリアム・シェイクスピアの『マクベス』の登場人物であるレイディマクベス。彼女は主人公マクベスの妻という存在でこの戯曲の中で描かれています。そしてその強烈なキャラクターは、時には「国を滅した女」、「悪女」など様々な形容を持って語られます。
しかし、ここまでシェイクスピア作品の中で「有名」なキャラクターにもかかわらず、シェイクスピアは彼女に名前を与えなかったのだろうかという疑問が頭をよぎります。
『ハムレット』はガートルードだし、『オセロー』ではデスデモーナ、『リア王』に至っては2人の夫人を含む3人の娘にしっかり名前があります。
名前は、人としての存在を証す根本であり、誰もが自分自身の名前を与えられる権利があります。名前がない。「〜の夫人」としてのみの認知。誰かに依存しなければ、自分の存在価値を認めてもらえないような感覚、自分は何者なのか、レイディマクベスは幸せだったのか、そして彼女が本当に手に入れたかったものは何だったのか、その理由を探求したくなったことから、この新作は誕生しました。
【出演】
天海祐希 アダム・クーパー 鈴木保奈美 要 潤 宮下今日子 吉川愛 栗原英雄
◆レイディマクベス公式ホームページ
公演日:10/27〜
10/27
会場:
よみうり大手町ホール