「ブロードウェイミュージカル ファインディング・ネバーランド」チケット

悲しみを乗り越えて
「ピーターパン」は生まれた―

ジョニー・デップ主演の映画『ネバーランド』をミュージカルにしたい。
そう依頼を受けたブロードウェイのエース演出家ダイアン・パウルスは、ストーリーはそのままに、
目を見張るほど独創的で説得力に富むアイデアと、舞台にしかできない魔法をたっぷり散りばめた、まったく新しい”ピーターパン前史”を作り上げた。
創作にゆきづまった劇作家バリは、公園で遊ぶ4人兄弟の少年たちとその母に遭遇。
彼らと交流を深めるうちに、次第に子どもの心を取り戻し、あの名作を書き上げる。
なぜティンカーベルは、あんなに小さくてすばしっこくキラキラ光るのか。なぜ海賊フック船長の右手は、丸みを帯びたカギ型なのか。
なぜワニは、時計を呑み込んで歩くのか。なぜピーターは、おとなになることを拒否しているのか……。答えはすべて、この舞台の中で明らかになる。

バリの心の葛藤と彼を取り巻く人々のドラマが、そのまま創作プロセスとなり、
客席からすべてを見守っていた私たちは、観客(役)として、新作舞台『ピーターパン』の初日に立ち会う。
楽しさと切なさを併せ持つ不朽のファンタジー『ピーターパン』、その誕生の瞬間を目撃するのだ。
伊達 なつめ(演劇ジャーナリスト)

ストーリー

少年の心を持つ劇作家バリと
大人になろうとする少年ピーターの出逢いが生んだ「ピーターパン」誕生の感動実話

19世紀後半のイギリス。仕事が行き詰まって落ち込んでいた劇作家J.M.バリは、未亡人シルヴィアと4人の子ども達と出逢う。
父親を亡くし傷心していた三男ピーターは悲しみを乗り越えるため、自らの純粋な心を閉ざし、大人になろうとしていた。
しかし劇作家バリと交流を深めていくうちに、「物語(小説)」という「想像」が生み出す輝かしい世界に希望を見いだし始め、
同時に、自分の夢や希望を捨てることが大人になることではないと悟る。

そんな風に成長するピーターや、兄弟たちの無邪気さをみて、バリも劇作家としての自分の原点を思い出す。
「劇playとは遊びplayだ、自分の純粋な気持ちに正直になっていいんだ」と。
そして自分が空想した世界を基に「ピーターパン」の物語を作る。
高尚な芝居が求められた当時のロンドンでファンタジーは無謀ともいえるチャレンジであった。
そんな中、無惨にもピーターと兄弟たちを新たな悲しみが襲う。そのときピーターがみつけたものとはー。
永遠の物語を生み出した作家と彼を囲む人達の知られざる真実。

ムービー

フォト

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photos =Broadway Productions

キャスト

ビリー・ハーリガン・タイ(Billy Harrigan Tighe)

ビリー・ハーリガン・タイ(Billy Harrigan Tighe)
J.M.バリ役

これまでの出演作品にはブロードウェイ/ウエストエンド公演:「ピピン」、「ブック・オブ・モルモン」、アメリカツアー公演:「ブック・オブ・モルモン」、「ウィキッド」、「ラ・カージュ・オ・フィール」、「ダーティー・ダンシング」。地域公演:「バック・ホーム・アゲイン」、「ヘアスプレー」、「ハッピー・デイズ」、「フットルース」。また、シンシナティPOPS、ロングビーチ、インディアナポリスデトロイト、ヒューストン、トロント、バンクーバーなどの交響楽団との共演(歌のソリストとして)などがある。

クリスティン・ドワイヤー(Christine Dwyer)

クリスティン・ドワイヤー(Christine Dwyer)
シルヴィア・ルウェイン・デイヴィス役

これまでの出演作品にはブロードウェイ公演:「ウィキッド」エルファバ役、ニューヨーク公演/アメリカツアー/地域公演:「レント」モーリーン役、「マーダー・バラッド」サラ役、「Tinyard Hill」アイリーン役、「New Hopeville Comics」エイプリル役、「フーズ・トミー」トミー役、「Two Very Dangerous People」ジニー役がある。Lyons & Pakcharのデビューアルバム 「#LOVE(Live)」とベン・ローズベリーのソロデビューアルバム「The Fractured Years」の収録に参加し、どちらもiTunesで視聴可能。アメリカを代表してハノーファー・メッセに出演し、オバマ大統領(当時)、アンゲラ・メルケルの前で披露をしたこともある。

トム・ヒューイット(Tom Hewitt)

トム・ヒューイット(Tom Hewitt)
チャールズ・フローマン役/フック船長役

2015年12月、「CHICAGO」ビリー・フリン役@東急シアターオーブ、大阪梅田芸術劇場公演で来日。 これまでの出演作に、ブロードウェイ:「Amazing Grace」、「ドクトル・ジバゴ」、「ジーザス・クライスト=スーパースター」、「CHICAGO」、「DRACULA」、「ロッキー・ホラー・ショー」(トニー賞、ドラマデスク賞ノミネート)、「ライオンキング」、ツアー:「ユーリンタウン」、「ペテン師と詐欺師」、「ピーターパン」、オフブロードウェイ:「Another Medea」、「Treasure Island」、「Jeffery」、「Beau Jest」(アウター・クリティックス・サークル賞ノミネート)、地方劇場:「Irma Vep」、「スパマロット」、「Yoshimi Battles the Pink Robots」、「Travesties」、映像:「ロー&オーダー」、「オール・マイ・チルドレン」、「フールズ・ファイア」など。劇団SCOT (Suzuki Company of Toga)のメンバーとして日本、ヨーロッパ、アメリカ各地を公演して回った経験を持つ。

カレン・マーフィー(Karen Murphy)

カレン・マーフィー(Karen Murphy)
デュ・モーリエ夫人役

ブロードウェイのベテラン女優。これまでのブロードウェイ出演作に「リトル・ナイト・ミュージック」「クリスマス・キャロル」、「9 to 5」、「オール・シューク・アップ」、「King David」、「タイタニック」、「42nd ストリート」、ニューヨークシティオペラ「Most Happy Fella」、オフ・ブロードウェイミュージカル「Zombie Prom」「マイ・ヴォードヴィル・マン」「Forbidden Broadway」「Hysterical Blindness.」。アメリカツアー公演:「レ・ミゼラブル」「ホワイト・クリスマス」「オズの魔法使い」「メリー・ポピンズ」。「Zombie Prom」「マイ・ヴォードヴィル・マン」の収録にも参加、自身初のソロアルバム「Torch Goddess」でCDデビューもしている。アメリカ国内、カナダのオーケストラとも共演。米国俳優協会のメンバー。

応援メッセージ

坂上忍

坂上忍

サンフランシスコで実際に観劇しましたが、撮影のカメラが回ってなければ、声を出して泣いていたと思います。言葉は悪いですが、ちょっとナメていました。 そのぐらいすごかったです。考えさせられたし、何より元気がでました。大人の主人公が、子供に少年の心を取り戻させようとするうちに、自分自身も自分の中 にあった少年の心に気付くというお話で、お子さんはもちろん、私も今年50歳になりますが、大人の方々に本当に見ていただきたいと思いました。若さを取り戻して、元気になって、明日から働き方が変わると思います。楽しく働けそうな気がします。
高畑充希

女優 高畑充希

ピーターパンとして6年間空を飛び回っていた私ですが、こんな素敵な誕生秘話が隠されていたとは…。久々にうっとりと、あの世界に連れ戻してくれる作品でした。バリがなぜ、ピーターパンという男の子を創り出したのか。なぜ彼は永遠に子どもだったのか。「ピーターパン」を知っている方なら「あっ!」という小さな発見もたくさんあって、それも楽しみのひとつだと思います。人生に行き詰まっていたバリが、シルビアと、父親を亡くし心を閉ざした子供達と、遊びながら物語を紡いでゆく様子には心が痺れました。もちろん、ピーターパンやフック船長など、愛すべきおなじみのキャラクター達も登場します。演出と美術、楽曲も本当に美しく、エネルギーと夢にあふれたストーリーで、どんな世代の方でもワクワクできる作品だと思います。ぜひ劇場で、じっくりと。このキラキラした世界に浸ってください!
西川貴教

アーティスト 西川貴教

実は昨年New York にレコーディングで訪れた際、この作品を観劇させて頂きました。主人公の劇作家バリ役をマシュー・モリソンさんが演じるということで期待していたんですが、出演期間を終えられていたようで残念...
しかしながら、作品自体はキャストもスコアも演出も素晴らしかったです。そんな『ファインディング・ネバーランド』が日本初上陸ということで、僕ももう一度ブロードウェイを感じに劇場に伺いたいと思います。
中井美穂

フリーアナウンサー 中井美穂

大切な人を失ってもピーターパンの物語は永遠に生き続ける。子供たちがとってもキュートで、ピーターパンの登場人物たちも歌にダンスに大暴れ。私はクライマックスの演出に涙が止まりませんでした。ぜひ舞台でこそ見て欲しい、味わって欲しい、そんな作品です。
林真理子

小説家 林真理子

家族の愛と美しい音楽に満たされ、最後は泣きに泣きました。まだ自分がどこかに少女の心を持っているのだと心地よく再確認しました。

チケットお申込み

日程

2017年 9月8日(金)〜24日(日)[全24回]

会場

東急シアターオーブ

チケット料金

  • S席

    13,000円

  • A席

    11,000円

  • B席

    9,000円

  • プレミアム席

    15,000円
    (1F席の1列目〜13列目の中央ブロック、2F席の前方席/ 公演プログラム1冊付)

  • U-25 チケット

    6,500円

注意事項

  • ※税込・全席指定
  • ※未就学児入場不可

U-25 チケット 注意事項

  • ※2017年4月15日(土)午前10時より販売
  • ※ご観劇時25歳以下対象(未就学児入場不可)・当日指定席引換・要身分証明書
  • ※前売販売のみの取扱い

お問い合わせ

キョードー東京 0570-550-799(平日11:00〜18:00/土日祝10:00〜18:00)
CNプレイガイド 0570-08-9999(10:00〜18:00 年中無休)