ミュージカル
『ペテン師と詐欺師』

ミュージカル『ペテン師と詐欺師』のチケット情報

インタビュー

歌も、踊りも、お芝居も、全てが魅力。
観た後、幸せな気持ちになれるミュージカルです。

中川晃教さん
山田孝之さん 石丸幹二さん

2005年ブロードウェイで初演。トニー賞10部門にノミネートされ、ミュージカル主演男優賞を受賞した傑作コメディミュージカル『ペテン師と詐欺師』。テレビドラマの脚本・演出や映画監督としてヒット作を連発し、舞台でもコメディやミュージカルで人気を博している福田雄一氏が演出・脚本、そして山田孝之氏と石丸幹二氏がダブル主演。話題のこの作品の主演のお二人に、本作品への思いや役づくりなどについて伺いました。

―― この作品にご出演が決まった時のお気持ちを伺えますか

山田孝之(以下、山田) 僕ですら聞いたことのある作品で、石丸幹二さんと一緒に舞台に上がれる。これはプレッシャーより、楽しみの方が大きかったです。早く稽古に入りたいなと感じました。ただ、初日まで必死の状態なので、なんとか皆さんについていきたいと思っています(笑)
石丸幹二(以下、石丸) 私は、山田さんとミュージカルでご一緒できるのが夢のようです。と同時に『ペテン師と詐欺師』はブロードウェイで観て、いつかやりたいなと思っていました。しかし、実際に決まってみると、お客さんが何秒かごとに笑う作品なので、果たして自分にはできるのだろうかと、ちょっと心配になりましたね。

中川晃教さん
―― 演出の福田雄一さんとは、山田さんは何度かご一緒されているかと思いますが、福田さんの演出の特徴など教えてください

山田 僕は過去に二度ミュージカルに出演しましたが、両方とも演出は福田さんで、福田さん以外の演出は知らないので。でも聞いた話によると、特殊らしいです(笑)例えば、僕みたいに慣れてない人がいる場合、ちょっとずつ詰めていって最終的に完成させるのではなくて、かなり初期の段階から1幕、2幕を通して稽古を何度もやってくれます。そうすると動きと一緒にセリフもどんどん入っていくし、慣れていくので、そうしてくれているのだという話を聞きました。
石丸 私は福田さんとは今回が初めて。噂で、いつもとは勝手が違う演出だと聞いていました。でも今、山田さんの話を聞いて、稽古しながら台詞を体に入れていくことが許されるとわかって、少し安心しました。

―― それぞれのフィールドで活躍されているお二人のダブル主演ですが、楽しみにされていることがありましたら教えてください

石丸 私は、山田さんがミュージカルの現場でどういう風にご自分を発揮なさるのか、楽しみです。全く新鮮な気持ちで向き合える初顔合わせですので、ワクワクしていますね。
山田 僕は歌や踊りは本当に不慣れなので緊張しています。でも、お芝居すること、そしてふたりの掛け合いで笑うところがいっぱいあるのが楽しみです。

―― お二人とも同じ詐欺師という役柄でも、それぞれテイストやキャラクターが違いますが、ご自身の役についての印象は?また、どういう風に演じていきたいと思われますか

山田 僕は石丸さん演じるベテランの詐欺師がいるところに来た、若くてそんなにスキルもないけど、ただ若さゆえの自信がある詐欺師。調子に乗って、舐めてかかっている。でも、自分の未熟さを痛感したりするのですが、その根拠のない自信がフレディの可愛さでもあると思うので、それを演じきることでキャラがすごくはっきりと出てくると思います。
石丸 私の役は、山田さん演じるフレディが私の縄張りに来たのを新聞の一面で知るわけです。結果、フレディは、ある意味マンネリ化してしまった私=ローレンスに対してのカンフル剤になる。彼の腕を目の当たりにし、奮い立っていくところが、演じていておもしろいところです。

中川晃教さん
―― 本作品の楽曲やその他の魅力を伺えますか

石丸 聴いていて惚れ惚れする曲のオンパレードです。しかし歌い手にしてみると、非常にトリッキーな音がたくさん使われていて、正しく楽譜通りに歌うことが難しいんです。それを早く自分の中に入れて自然に歌えるようにしたいですね。こともなげに歌ってみせること自体が詐欺師っぽいですから。
山田 曲は難しいと思います。共演の方たち曰く、今回は踊りもとても大変だけど、見ている側からは絶対に大変に見えないと。かなりいろいろなステージで演じてきた方でも今回、とても大変だそうです。ただそれが伝わらない。歌も踊りもそういう感じでしょうかね。
石丸 役者の個性と技量次第で、見え方が万華鏡のように変わる、そういうおもしろさがある作品だと思います。

―― この『ペテン師と詐欺師』の見どころはどういうところでしょうか

山田 騙し合いの話なので、やっぱりそれぞれ対する相手や状況によってキャラクターを一変させたりする。それには口調を変えたり、動きも変わったりします。そこは客観的に見ているお客様が一番楽しめるところではないかと思います。
石丸 加えて、個性の強いキャラクター、ダンスナンバー、楽曲の見事さなども作品の見どころになるでしょう。

―― 最後にこの作品を楽しみにしておられる皆様にメッセージをお願いします

石丸 見終わった後にとてもハッピーな気持ちになれる作品です。
山田 楽曲も素晴らしいですし、芝居もおもしろくしたいです。ぜひ楽しみにしていてください。

―― ありがとうございました

ストーリー

若くケチなアメリカ人詐欺師、フレディ・ベンソン(山田孝之)がやってきたのは、世界中の大金持ちが訪れる高級リゾート地・南仏リヴィエラ。
既にそこでは凄腕の詐欺師ローレンス・ジェイムソン(石丸幹二)が、相棒の警察長アンドレ(岸祐二)と共に、大金持ちの未亡人ミュリエル(保坂知寿)をはじめとする富豪の女性たちをダンディな魅力で騙し、荒稼ぎしていた。ふとしたことからローレンスの正体を知ったフレディは、そのオ能にほれ込み、強引に弟子入りを志願する。
2人は協力し合い、石油王の娘ジョリーン(大和田美帆)を騙すことに成功するが、詐欺師同士、縄張りをめぐって次第に敵対。
見るからに育ちの良いアメリカ人旅行者のクリスティーン(宮澤エマ)を狙い、彼女から先に5万ドルを巻き上げたほうが勝ちという勝負を行うことに。
才気あふれる若手詐欺師と優雅なベテラン詐欺師との、騙し騙される勝負の結末は―!?

キャスト&スタッフ

【脚本】ジェフリー・レイン
【音楽・作詞】ディヴィッド・ヤズベク
【演出・上演台本】福田雄一

【出演】

山田孝之 石丸幹二 宮澤エマ 保坂知寿 大和田美帆 岸祐二 他

ムービー

公演情報

公演名
ミュージカル『ペテン師と詐欺師』
対象公演日程

2019年9月2日(月)~9月25日(水)

会場
【東京】新橋演舞場
料金
1等席:ご優待価格11,700円(税込)
備考
  • ※本公演のチケット購入代金のお支払いにはビューカードのみご利用いただけます。
  • ※お1人様4枚まで
  • ※未就学児入場不可
  • ※表示されている公演日・席種のみの受付となります。
  • ※1度お申込みいただいた公演の追加申込みはできませんのであらかじめご了承ください。
  • ※この優待販売は、必ずしも良席を保証するものではございません。
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公演終了

公式HP
https://www.petenshi-musical2019.com/

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