文学が香り、舞台を彷彿させる知的なプログラムでデュムソーが東京でのシンフォニーコンサートにデビュー
パリ・オペラ座などで活躍を繰り広げ、24年2月の同バレエ団来日公演でも大絶賛された、デュムソーが東京で初のシンフォニーコンサートを指揮します。テーマは文学に基づく舞台用作品。ファーブルの『昆虫記』に想を得て書かれたルーセルの《蜘蛛の饗宴》はバレエのために、ドーデの同名小説に基づくビゼーの《アルルの女》は戯曲に付けられた音楽です。コンチェルトにはアルトシュテットを再び迎え、プロコフィエフの壮大な交響的協奏曲を。こちらにも《ロミオとジュリエット》の旋律が聴こえ、文学の香りを放ちます。
〔出演者〕
ピエール・デュムソー(Cond)
ニコラ・アルトシュテット(Vc)
紀尾井ホール室内管弦楽団
〔プログラム〕
ルーセル:交響的断章《蜘蛛の饗宴》op.17
プロコフィエフ:交響的協奏曲ホ短調 op.125
ビゼー:劇付随音楽《アルルの女》第1組曲・第2組曲
公演日:9/20〜
9/21
会場:
紀尾井ホール