ストーリー
手にするのは、愛か破滅か―
10世紀のロンドン。医師ジキル博士(石丸幹二)は、長年研究してきた「人間の善と悪を分離する薬」の完成まであと一歩と迫っていた。彼は自らの理論を実証するため、所属する病院で人体実験の許可を求めるが、最高理事会から否決され研究の中止を余儀なくされてしまう。恋人エマ(宮澤エマ)との婚約パーティーの晩、失意に沈むジキルは”どん底”という名のパブを訪れる。そこで出会った魅惑的な娼婦ルーシー(笹本玲奈)との会話からヒントを得て、”薬を自分の体で試す”という決断を下す。やがて、ロンドンで理事会のメンバーが次々に惨殺される事件が起きる。
恐怖に包まれるロンドンで起こる結末は――