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清塚信也 KENBANまつり supported by YAMAHAのチケット情報

清塚信也
KENBANまつり
supported by YAMAHA

インタビュー

武道館だからこそ新しいチャレンジ。
聴く人の心に一生残るサウンドをお贈りしたい。

清塚信也さん
ピアニスト 清塚信也さん

8月16日に行われる清塚信也さんの公演「KENBANまつり」。邦人ピアニストの武道館単独ライブとしては史上初という本公演は、清塚さんにとってどんな思いが込められているのでしょうか。プログラムや共演するアーティストの方々、そして今回のステージについて、ご本人にお話を伺いました。

清塚信也さん
―― 今回の武道館公演は、清塚さんにとってどういうものでしょうか

武道館での公演は初めてですが、私は性格的にあまりプレッシャーを感じない方ですし、クラシック業界を背負って来た訳でもないので、特別に意識してはいません。どんなホールであろうと人の前で弾く心構えは変わらないので。ただやはり、あの「武道館」だから、何でも自由できるという思いはあります。これを機会にいろいろやってみたかったことを始めてみようという感じです。今までは求められるままにアコースティックやバラードを中心に演奏してきましたが、今回はロックやピアノでオーケストラもやろうと思っています。セットリストは自由に組めるので、ピアノソロ、クラシック音楽やオリジナル曲はもちろん、ロックバンドや第九を10台のピアノでオーケストラ演奏しようというプログラムも考えています。ピアノ10台を同じステージに乗せて演奏するというは今までにないでしょう。これまで一緒に仕事をしてきた優秀なPAがいるので、タッグを組んで。チームの力を生かしたいですね。

―― 「KENBANまつり」というタイトルは清塚さんが考えられたのでしょうか。そこにはどのような思いが込められていますか

タイトルは私が考えました。ピアノというのは本当に便利な楽器でしょう。低音から高音域まで出せるし、リズムも刻める。中音域もメロディもOK。いろいろな楽器を合わせて演奏する中で、その編成では足りないパートを補えるのがピアノ。だから鍵盤を中心に、さまざまな音楽を広げていくというイメージです。

清塚信也さん
―― 最近「SEEDING」というアルバムを出されましたが、今回の公演との関係は?

アルバムはもちろん、この武道館公演に合わせて出しました。SEEDINGはロックなので武道館で演奏するのにちょうどいい。これまで歌詞のない楽器だけの演奏=インストルメンタル(以下、インスト)は、なかなかヒットチャートに上がってこないのを残念に思っていましたが、このSEEDINGのメンバーの演奏は超一流なので、インストの良さを知ってもらえるチャンスですし、みんなが活躍できるところがつくりたいと思っていたのでちょうどいいタイミングでした。みんな素晴らしいテクニックを持つプロばかりなので、アルバムに収録した、私が書いた曲は7〜8割の完成度で合わせました。優れたアーティストたちには、自分の音が作れる余白があった方がいい場合が多いでしょうし。最終的に、今回のレコーディングは全て練習なし、一回通しただけのワンテイクで完成しました。
SEEDINGは、もう10年くらい前からやりたかったインストのバンドです。でも、なかなかメンバーが集まらず、時間がかかってしまいました。それが去年、最終的にベストなメンバーと出会い、文字通り最後のピースがはまって、理想としていたバンドが完成。自由になんでもできるだろう武道館だからこそのステージが実現することになりました。
しかし、今回の公演ではリハーサルが大変です。全員が集まれる日は多分1日もないでしょう。でも、全員超一流のプロなので、その日に集まった時のパッションで繰り広げられる一度きりのサウンドを楽しんでほしいと思います。

―― 今回のコンサートに際して、ご自身の音楽について思うことは?

今回のコンサートはピアノを中心に、さまざまな演奏をお届けするのですが、それ以外には特にインストのファンをゼロからつくりたいという思いがあります。それで種蒔きの意味でSEEDINGというアルバムタイトルにしています。インストはファンが少ないのですが、今回はそのよさを広めるための入口になってほしいと思っています。
自分自身も最初の音楽との出会いはクラシックでしたが、小学生の頃からクラシック以外にも憧れがありました。今思っても、J―POPなど、全然クラシックと遠くない。ゲーム音楽も好きですが、そのルーツを紐解くとロックなどに結びつく。違うジャンルだから仲良くできないのはなぜかとずっと思っていました。だから今、クラシックなどというジャンルを飛び越えて、つくり手としてオリジナル曲を出したり、ジャンルにこだわらずにいろいろな挑戦ができるのは楽しいことですね。ただ、やりたいことはいっぱいありますが、あまり広げすぎないようには気をつけています。
私自身、自分に人気があるかどうかが気にならないのですが、自分の音楽が多くの人の人生の潤いになっているかは気になります。ただ、なかなか聴いてくださる方々の本当の感想を聞ける機会はないですけれど(笑)

―― 最後に、どのようなお客さまに今回の公演を聴いてほしいですか

そうですね。自分の生活に音楽を入れている人すべてでしょうか。そういう方たちにも、インストという音楽を選択肢に入れてほしい。私自身、インストの良さをよく知っているので、「インストもいいな」と思ってもらいたいですね。よく聴くときっと、歌詞のない音楽はとても心地よいと思えるでしょうから。
それから、今回の武道館コンサートは、さまざまなジャンルの音楽が集まります。多様な音楽のファンが来られるでしょうから、どんなジャンルの音楽好きでも疎外感がないでしょう。そして、サウンドとしてはまさに「一生に一度聴けるかどうかわからないコンサート」。聴く人の心に一生残る強いサウンドをお届けできると思います。決めごともなく自由に味わってほしい。改修前の武道館を見られる最後のチャンスでもあるので、ぜひ聴きにいらしてください。

―― ありがとうございました

出演者

ピアノ:清塚信也

【SEEDINGメンバー】
福原将宜(Gt)、吉田翔平(Vl)、高井羅人(Syn)、齋藤たかし(Dr)

【スペシャルゲスト】
NAOTO(Vl)

啼鵬(Cond)、山本翔平(Vl)、高木慶太(Vc)、朝里奈津美(Perc)

公演情報

公演名
清塚信也 KENBANまつり supported by YAMAHA
公演日程

2019年8月16日(金)

会場
【東京】日本武道館
料金
アリーナ席:8,500円(税込) スタンド席:7,500円(税込)
備考
  • ※3歳以下入場不可、4歳以上はチケット必要
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公演終了

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