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本作『DUMB SHOW/ダム・ショー』はイギリスの劇作家ジョー・ペンホールが2004年に発表。ロイヤル・コート劇場で初演、たちまち批評家から絶賛されました。現代社会の諸問題を提起する作品として高く評価され、ローレンス・オリヴィエ賞の最優秀新作賞にノミネートされました。
この作品は、現実に起こったニュース・オブ・ザ・ワールド紙の編集者が行ったフェイクニュースに着想を得たもので、報道の誠実さに疑問を投げかけています。かつて自身もジャーナリストだったペンホールは、タブロイド紙の倫理観、そしてそれがいかに息を呑むほどに下劣で愚かであるか、常に強い関心を抱いてきました。
3人の登場人物が互いに出し抜き合い、それぞれの思惑に沿って現実を書き換えていくにつれ、緊張が高まり、やがて個々の倫理観、道徳観が問われることになります。「真実」の為なら、どんなことでも厭わないという欲望は、実は我々の身近な問題であることに気づかせてくれる濃密な人間ドラマです。
この度の舞台化において演出を手掛けるのは、劇団ONEOR8の劇作・演出家の田村孝裕。17年ぶりの海外戯曲の演出となり、並々ならぬ意欲で本作に挑みます。ウエストエンドで話題をさらった人間の尊厳と善悪を描いた重厚な人間ドラマにどうぞご期待ください。
<ストーリー>
人気テレビタレントのバリー(柳家花緑)がプライベートバンカーを名乗るグレッグ(小西成弥)とリズ(伊波杏樹)が用意した豪華ホテルのスイートルームに入ってくる。彼らはバリーを煽て、高額な金銭的報酬をちらつかせ、投資について説明を始める。良好な雰囲気の中、バリーは気を良くし、2人にすべてを任せると申し出る。しかしそこには大きな罠が仕掛けられているのであった。
【作】ジョー・ペンホール
【翻訳】小田島創志 一川 華
【演出】田村孝裕
【キャスト】
バリー・・・・・柳家花緑
グレッグ・・・・小西成弥
リズ・・・・・・伊波杏樹
★公式ホームページ