ミュージカル『ラ・カージュ・オ・フォール 籠の中の道化たち』のチケット情報

ミュージカル
ラ・カージュ・オ・フォール
籠の中の道化たち

INTRODUCTION イントロダクション

永遠の夫婦愛で導く、固く結ばれた家族の絆!
“愛”と“笑い”に満ちた傑作ミュージカル

『ラ・カージュ・オ・フォール(La Cage aux Folles)』は、1973年にジャン・ポワレ作の舞台劇として誕生し、ストレートプレイでは仏演劇史上最長のロングランを記録。1978年にフランス・イタリア合作で映画化され、1996年にハリウッドで『バードケージ(The Birdcage)』としてリメイクされました。
ミュージカル版は、1983年にアーサー・ロレンツ演出、スコット・サーモン振付によってパレス・シアターで開幕。トニー賞やドラマ・ディスク賞などで数々の栄冠に輝き、センセーショナルを巻き起こしました。1986年にはロンドン・パレディアムで開幕し、ウエストエンドでもロングランを果たしています。

日本でのミュージカルは1985年、青井陽治演出、リンダ・ヘイバーマン振付で近藤正臣のザザ、岡田真澄のジョルジュのカップルで初演。1993年から市村正親の当たり役のひとつとして上演を重ねてきました。2008年からはジョルジュ役に市村の劇団四季時代からの盟友・鹿賀丈史を迎え、「ラ・カージュ」史上最高のコンビとして、2008年、2012年、2015年、2018年公演すべて、初日から千穐楽まで連日のスタンディングオベーションという大成功を収め、今なおその人気は衰えを見せません。

2022年3月、そんな“鹿賀ジョルジュ&市村ザザ”がまた帰ってくることに!

STORY ストーリー

愛があれば性別なんて……!?異色の“愛”で大笑い!

南仏サントロペのゲイクラブ「ラ・カージュ・オ・フォール」のオーナーのジョルジュ(鹿賀丈史)と、看板スターの“ザザ”ことアルバン(市村正親)は20年間同棲し、事実上の夫婦として生活してきた。アルバンはこのところふさぎこんでいて、ショーの出番に遅れることもしばしば。愚痴をこぼすアルバンとそのご機嫌をとるジョルジュ──いわばふたりは倦怠期なのだ。ジョルジュには、24年前の過ち(?)から生まれた最愛の息子ジャン・ミッシェル(内海啓貴)がいるが、アルバンが母親代わりとなって手塩にかけて育ててきた。そんなある日、ジャン・ミッシェルが突然結婚を宣言。その結婚相手が、よりにもよってゲイクラブを厳しく取り締まるべきだと主張する政治家ダンドン議員夫妻(今井清隆&森公美子)の娘アンヌ(小南満佑子)で、家族揃って挨拶に来ることになったので、さあ一大事!

ジャン・ミッシェルはジョルジュに、一晩だけマトモな家族に見えるよう取り繕ってくれるよう懇願し、そのうえ、ずっと会っていない実の母親を呼んで欲しいと頼みこむ。それを聞いたアルバンは深く傷つくが、ジョルジュの説得によりジャン・ミッシェルの頼みを受け入れ、叔父として同席するために慣れない“男装”の訓練をするハメに。ところが、実の母親が急きょ来られなくなってしまい事態はさらに複雑に!

アルバンはついに、女装して母親としてダンドン一家と対面することを決意、馴染みのジャクリーヌ(香寿たつき)の店での食事会はひとまず大成功に終わるはずだったのだが……。

CAST&STAFF キャスト&スタッフ

【出演】

ジョルジュ:鹿賀丈史
ザザことアルバン:市村正親
ジャン・ミッシェル:内海啓貴
アンヌ:小南満佑子
ハンナ:真島茂樹
ジャクリーヌ:香寿たつき
エドワール・ダンドン:今井清隆
マリー・ダンドン:森 公美子

【作詞・作曲】
ジェリー・ハーマン
【脚本】
ハーヴェイ・ファイアスタイン
【原作】
ジャン・ポワレ
【翻訳】
丹野郁弓
【訳詞】
岩谷時子/滝弘太郎/青井陽治
【演出】
山田和也
【オリジナル振付】
スコット・サーモン

INTERVIEW インタビュー

観終わった時にとても幸せな気持ちになれる作品。
偉大な先輩方と一緒に、皆さんに愛を届けます!

ミュージカルは、南仏のナイトクラブを舞台に、ゲイカップルの夫婦愛とその一人息子への愛情を巡って巻き起こる珍騒動を通して“愛”の尊さ、温かさをハートフルに描いた作品。日本でも1985年の初演以来、30年以上も愛され続けています。これまでの公演でも“最高の夫婦”としてコンビを組んできた鹿賀丈史&市村正親をはじめ、魅力的な俳優陣が集結。大いに笑えて心揺さぶられる名作の上演に、高い期待が寄せられています。
今回、ジョルジュの息子ジャン・ミッシェル役に抜擢された内海啓貴さんに、意気込みや作品の魅力をお聞きしました。

内海啓貴さん
俳優 内海啓貴さん
── 出演が決まった時のお気持ちを教えてください

『ラ・カージュ・オ・フォール』という歴史ある作品に、鹿賀丈史さん・市村正親さんという素晴らしい大先輩と共演させて頂けることが嬉しくて夢のようでした。嬉しい気持ちとともに大変緊張もしました。
その後、素敵な曲に惹かれて、どんな作品なんだろうと思って映像を観たら、とても華やかで魅力的な世界でした。そして、日生劇場の舞台に立つのは初めてですし、フレッシュに、僕にしかない色を出していけたらいいなと思っています。

── この作品が長く愛され続けている理由は何だと思いますか?

作品が持っている“愛”だと思います。観終わった時にとても幸せな気持ちになれるのが、この作品の大きな魅力。家族の愛や絆が、楽曲やセリフ、ダンスに散りばめられているし、他とは違う異色の華やかさがあると思います。市村さん演じるザザが女性よりも女性らしい愛を表現していたり、いろいろな愛が存在していたり。そういうところが僕自身はおもしろいと感じました。

──ジャン・ミッシェルという役について、どんな印象を持ちましたか?

まだ台本をいただいていないので、作品を観たうえでの印象になりますが、本当に素直に育ってきた青年だなと。ただ、ジャン・ミッシェルは自分が思っている「普通」と、同じ年代の友達の「普通」とは違うと感じていると思います。親はジョルジュとザザ(アルバン)という男性同士の夫婦で、血のつながりはなくても愛情深く育ててくれたのがザザ。その異色の愛に、何か引っかかっているというか。僕自身も、周りと自分を比べてしまう時期がありました。そんな昔の自分とリンクさせながら、役づくりをしていきたいですね。

── 鹿賀丈史さんと市村正親さんは、内海さんにとってどんな役者ですか?

鹿賀さんのミュージカルは『生きる』を、市村さんは『モーツァルト』や『オリバー』を観劇したことがあります。お二人とも立っているだけで役の歴史がにじみ出ているのがすごい!セリフを言わなくても、歌わなくても、その役が生きてきた年輪を感じる。勉強させていただくことばかりです。これまでたくさんの素敵な先輩方と共演させていただいて感じるのは、舞台の上ではもちろん、稽古場での立ち居振る舞いや役に対する姿勢が本当にかっこいいということ。かっこつけるという意味ではなく。今回も、鹿賀さんや市村さんをはじめ、皆さんから多くのことを吸収したいです。緊張していますが、若さとガッツで頑張ります!

── ほかに気になる共演者はいますか?

メインキャストの方は皆さん初共演なので、全員です!『ラ・カージュ・オ・フォール』初演から出演されている森公美子さんに、いろいろな話を聞いてみたいですね。初参戦の僕がどんなに台本を読み込んで作品を理解しても、ダンドン婦人には勝てませんから。アンヌ役の小南満佑子さんとは公演のチラシの撮影でお会いしましたが、その時はほとんど首の角度(ポーズ)の話で終わりました(笑)。稽古場で、恋人という関係性をしっかり作り上げていきたいと思います。

── 内海さんのミュージカル愛についてと、どんな役者になりたいかを教えてください

実は、こんなにミュージカルが好きになるとは思っていなかったんです。この世界で生きていきたいと思ったのはここ3、4年くらい。もともと歌は好きで、20歳くらいから路上ライブなどをしていました。歌で何かを表現したいと思っていたし、お芝居も好きだったので、ミュージカルに出演した時にこんなに楽しい世界があるのかと思いました。そして、東急シアターオーブで『キンキーブーツ』を観た時、華やかでメッセージ性の強いエンターテインメントに衝撃を受けて。僕も役者としてミュージカルの力、心に明るい光を灯してくれるものをお客様に届けたいと思うようになりました。ミュージカルにしかない華やかさ、生で感じるビート、心がふるえる感じ…観劇したことがある人ならわかると思いますが、ゾワッとする感覚。それを生み出せる役者になりたいです。

── コロナ禍の中での作品づくりを経験して、何か変化はありましたか?

自己管理への意識がとても高くなりました。自分が罹患したら、みんなの仕事がなくなってしまう。だから常に緊張感を持っています。劇場ではお客様もマスクや手指消毒を徹底してくださるので、舞台上だけでなく全員で作品をつくっているという思いも強くなりました。お客様も、笑いたい、声を出したいけど我慢をしてくださっていることがきっとあると思います。でも、マスクなどいろいろ制限がある中でも、お客様の反応は結構伝わってきますよ!

── 最後に、公演を楽しみにされているお客様にメッセージをお願いします

異色の夫婦愛や家族愛をテーマにしたハッピーエンドのストーリーなので、心から楽しんでいただけると思います。輝かしい歴史のある作品ですし、この作品を愛している方がたくさんいらっしゃるので、僕もこれから作品をもっともっと愛して、先輩方の胸を借りて頑張っていきます。劇場でお待ちしています!

EVENT 公演情報

公演名
ミュージカル『ラ・カージュ・オ・フォール 籠の中の道化たち』
対象公演日程

2022年3月9日(水)~2022年3月29日(火)

2022 3/9
(水)
3/11
(金)
3/12
3/14
(月)
3/15
(火)
3/16
(水)
3/18
(金)
3/19
13:00
18:00
2022 3/20
3/21
月・祝
3/22
(火)
3/23
(水)
3/26
3/27
3/29
(火)

13:00
18:00
会場
【東京】日生劇場
上演期間
2022年3月8日(火)~30日(水)
料金
S席:14,000円 ⇒ ご優待価格 平日10,350円/土日祝11,800円
備考
  • 本公演のチケット購入代金のお支払いにはVisa付エポスカード(プリペイド含む)のみご利用いただけます。
  • お1人様4枚まで
  • 未就学児の入場はご遠慮ください。
  • 表示されている公演日・席種のみの受付となります。
  • 本公演のチケットは主催者の同意のない有償譲渡が禁止されています。
  • やむを得えない事情により、出演者並びにスケジュールが変更になる可能性がございます。予めご了承ください。
  • 公演中止の場合を除き、払い戻し、他公演へのお振替はいたしかねます。ご了承のうえ、お申込みください。
  • 上演に際して、今日では不適切な表現がありますが、作品の時代背景や芸術性を尊重し、そのままの形で上演させていただきます。
  • 1度お申込みいただいた公演の追加申込みはできませんのであらかじめご了承ください。
  • この優待販売は、必ずしも良席を保証するものではございません。配席は全ておまかせいただきます。
  • 車椅子でご来場のお客様は、車椅子スペースに限りがございますので、事前にホリプロチケットセンター(03-3490-4949)までご連絡ください。
  • 日生劇場の新型コロナウイルス感染症対策につきましては、こちらをご確認の上ご来場ください。
公式HP
https://www.tohostage.com/lacage/

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