Sky presents ミュージカル
『スクールオブロック』

Sky presents ミュージカル『スクールオブロック』のチケット情報

イントロダクション

きみは最高にロックだ!
アンドリュー・ロイド=ウェバーの大ヒットミュージカル
遂に日本人キャストで上演決定!

2003年、ジャック・ブラックが主演し、後にロック映画の金字塔と銘打たれることとなる映画「スクールオブロック」が全米で公開された。公開されるや否や、老若男女誰でも笑って泣いて楽しめるロック音楽コメディ映画として全米TOP1大ヒットとなり、翌年には日本でも公開され、ヒットを記録。劇中で披露される、数千人の中から選ばれた子ども達の生演奏も話題となった。
そして2015年、ブロードウェイにてミュージカル化。そのプロデュースと楽曲を手がけたのは、『オペラ座の怪人』『キャッツ』など世界的大ヒット作品を次々と世に送り出してきている、言わずと知れた作曲家、アンドリュー・ロイド=ウェバーだ。
作詞には、ディズニーミュージカル『リトル・マーメイド』やディズニー・アニメーション映画「塔の上のラプンツェル」のグレン・スレイター、脚本は英ドラマ「ダウントン・アビー」やミュージカル『メリー・ポピンズ』のジュリアン・フェロウズという最高のクリエイターが集結し、ミュージカル『スクールオブロック』が誕生。ブロードウェイでの開幕から間も無く、2016年にはイギリス・ウエストエンドでも開幕し、世界の演劇界を牽引する2大都市で大ヒットを記録している。
本作は、ミュージカルのみならず、2016年にはアメリカにてドラマ化された。2016年・2017年と2年連続でエミー賞にノミネート、2018年にはNHK Eテレにて放送が開始され、日本でも今なお大人気作品だ。

ストーリー

アマチュアロックバンドのギタリストのデューイは心からロックを愛する男だったが、その熱すぎる情熱と勝手なパフォーマンスが原因でバンドをクビになってしまう。
友人ネッドのアパートに居候しているデューイだが、貧乏で家賃すら払えず、ネッドの恋人パティと喧嘩し住む場所も無くなりそうな最悪な状況に。そんな時、ネッドに私立学校の臨時教師の話が舞い込み、仕事が欲しかったデューイはネッドになりすまして名門ホレス・グリーン学院へと向かう。
厳格なロザリー校長のもとエリート進学校として名高いホレス・グリーン学院だが、デューイは厳格な規律の多い学校で過ごす子供たちが無気力な事に気がつき、さらに担任したクラスの子供たちに音楽の才能があることも見つけ、子供たちとバンドを組んでバンドバトルに出場することを思いつく。そして、学校や親に気づかれぬよう、授業と称して子供たちにロックのあらゆることを教え始める。

クラシックしか耳にしたことがないような生徒たちは、最初は困惑していたが、やがてデューイの陽気な人柄やロックの開放感、ありのままの自分を認めてくれるデューイに魅力を感じはじめ、一緒にバンドバトルを目指して猛練習を始める。
ある日、デューイが偽物教師だということがバレてしまうが、デューイとのロックを通し変わり始める子ども達の変化は、周囲の大人たちをも変えていくことになる。

インタビュー

お芝居も歌も、バンドのライブも。
一緒に叫んで心も解放できるステージです。

劇場映画からはじまり、アンドリュー・ロイド=ウェバーの手でミュージカルとなって、ブロードウェイ、ロンドンで大ヒットした『スクール・オブ・ロック』。日本人キャストによる初演となる本公演では、学校を舞台に先生と子どもたちのロックバンドがステージ狭ししと楽器をかきならしながら、思いきりシャウトします。今回は、このミュージカルの主人公デューイ・フィン役を演じる柿澤勇人さんに、この作品への思い、どんな舞台にしたいか、さらに見どころなどを伺いました。

柿澤勇人さん
俳優 柿澤勇人さん
――『スクールオブロック』の出演依頼があったとき、どう思われましたか

ジャック・ブラック主演の映画は観ていたので、その印象が強かったですね。ジャック・ブラックは非常に巨漢ですし。しかも海外のミュージカルでも、主人公のデューイは太り気味の方が演じているイメージがあったので、僕で大丈夫かな、太った方がいいのかな(笑)と思ったんですけど。
でも主人公は売れないロッカーで、夢を見ていて、お金がなくて、嘘をついて先生になるというバカなマインドのようなものは、僕自身も持っているものではあったので。そういうところをぶつけられたらと思いました。ただ僕はギターをやったことがないので、しっかり練習して、僕なりの先生像がつくれたらと思っています。

――今回は教師役ですが、先生について具体的にイメージはありますか

先生のイメージといえは、特に小学校のときの音楽の先生、担任の先生。いろいろお世話になった恩師ともいえる存在で、とても助けられましたし、今でも交流があります。20何年前のことですけれども、今でも連絡取っていて舞台も毎回観に来てくれます。
それから、型破りな教師が主人公の『GTO』という学園漫画がずっと好きで、この主人公の高校時代を描いた『湘南純愛組』から全部読んでいまして。その漫画の中では熱血漢のような人、憧れの先生のようなイメージがありました。今回は熱血漢とはちょっと違いますが、ロックも、子どもたちも愛している熱い人ですね。

――ご自身はロックを聴かれますか

はい、洋楽、邦楽ともにロックは大好きですし、洋楽ではグリーン・デイや、オアシス、ミューズなどUKロックも好きです。中でもグリーン・デイはずっと聴いていますね。だから今回のロッカー役には親近感があります。
2010年に、僕の好きなグリーン・デイの曲を使った『アメリカン・イディオット』というミュージカルがブロードウェイで上演されました。それを観に行ったとき、たまたまグリーン・デイのフロントマン、ビリー・ジョー・アームストロングが特別出演する日だったんです。ビリー・ジョーは主人公を闇の世界に連れて行く架空の人物、ドラッグに誘う悪魔のような役。それがもうすごいパフォーマンスで、舞台上で暴れまわるのは当たり前ですが、舞台や客席にツバを吐いたり。でも、それがまたかっこいい。お客さんもそれを求めていたし、素晴らしいステージでした。

――映画やミュージカルでヒットした本作の主役を演じることについてどう思われますか

ギターを弾いたことがなかったので、それをどこまでのレベルに到達できるかというのは、もう練習次第で、そこに関しては正直、多少のプレッシャーがあります。でもそれより、子どもたちとどういうふうに接するのか、この作品をどうやって引っ張っていけるのかというところの方が重要になる。そこはみんな初めての顔合わせですし、悩みつつもがいて、最後まで楽しむだけという感じですね。

俳優 柿澤勇人さん
――今、ギターと歌についてはどんな状態でしょうか

ギターについては、アンプもギターも買って、家で一生懸命に練習していますが難しいですね。ピアノは触る程度には弾けるので、コードを見れば音の組み立てはわかる。コード自体を覚えてしまえば、フレットを押さえるくらいはできるので。
ただ、この作品の曲はだいぶ弾けるようになったんですが、舞台では同時に歌わなければいけない。もちろん芝居をしながら。それをどういう風にするのかはまだ手探りで。曲だけだったらなんとかなっても、「なんとか〜!」と叫びながらギターを弾かないと。舞台の上では弾いている手を見ながら演技ができないのに、今はまだ自然に弾けるレベルには達していない。だからもっと練習しなくてはという感じです。
歌はこれから歌詞ができて、練習に入るので、まだ本格的に練習はしていません。でも『スクールオブロック』のロイド=ウェバーの曲のCDがあるので、運転しているときは毎日聴いています。とてもいい曲ですし、みなさんが鼻歌で歌えるくらい覚えやすくて人の心をとらえるような曲が多いので、音楽的にもとても素晴らしいと思います。 今回の曲は、コード進行としてはロイド=ウェバーらしいのですが、意外にストレートに歌う曲が多い。メロディとしてはたぶん歌いやすいのではないかなと。ただ、キーが高くて難しいと思いますし、ステージでは暴れ回って叫んで、その後にギターを弾いて高い声で歌うので、喉がちょっと心配です。
息が切れて上手く歌えるかも心配なので、どういうふうに調整しようかと考えていますが、練習できるのが楽しみです。どの作品も簡単というものは一つもないので、一生懸命に練習するだけですね。

――生徒役の子どもたちとは、どういうふうに接しておられますか

まだあまり交流していませんが、今、彼らも一生懸命、楽器を練習しています。10歳くらいから15歳くらいの子どもたちですが、非常に才能がある、歌も歌えて芝居もできて、楽器もできるような子たちばかり。たとえば他の舞台で歌と芝居に加えて、ダンスやタップ、アクロバットなどを求められるステージもありますが、今回、ダンスはそんなになくても、楽器は今までの作品ではあまりなかったですし。子どもたちの中には、これからの演劇界、ミュージカルの世界を背負っていくような人たちが何人もいると思うので、彼らから学ぶこともたくさんあると思います。

――この舞台の見どころ、注目してほしい点を教えてください

まず音楽。どの曲もキャッチーだし、覚えやすく、耳馴染みがいい。ロイド=ウェバーの曲はどれも魅力ですし、子どもたちがバンドをつくって、ロックがおもしろい!と思って演奏する。僕も弾きますけど、子どもたちはドラムもベースも、ギターやピアノもみんなソロシーンがあって、そこを一生懸命に練習して披露する。そういうシーンを見るだけでも、たぶん涙が出るくらい素敵で、頑張って努力したら、こんないいパフォーマンスができるというのが、ライブで見られる。
最初はクラシック音楽の授業があって、僕が「なんだ、この授業は」と言って、ロックを教えるわけですけど、ふだんいろいろモヤモヤしていること、抑圧されているものを、ロックで解放しようという部分もある。それを観るお客さまも、ふだんの生活の中で日常の悶々としているものを、ライブに行った感覚で一緒に発散できるのではないか思います。たぶん最後はみんなで盛り上がれると思うので、お客さまとキャストが一緒に暴れることができる一体感をステージで実現したいですね。

――今回の公演を楽しみにされているファンの皆さまにメッセージをお願いします

『スクールオブロック』は今回が日本初演で、本当に才能の豊かな子どもたちがオーディションによって選ばれています。そんな子どもたちと一緒に、ロックそして音楽の素晴らしさを提供できると思いますし、ロイド=ウェバーの書いた曲は本当にいい曲ばかり。僕も先生として子どもたちとともに音楽に乗せて、日頃の鬱憤をロックで叫びます。ストーリーはまったく難しい内容ではないので、予備知識も要りません。芝居としてもおもしろいですが、さらに子どもたちと僕が演奏するバンドの曲を聴きに来るように、ライブ感覚で一緒に暴れまわってもいい、叫んでもらってもいい。こんなミュージカルはなかなかないので、ぜひ体感しに来ていただけたらと思います。

――ありがとうございました
俳優 柿澤勇人さん

キャスト&スタッフ

【キャスト】

西川貴教 柿澤勇人 濱田めぐみ
梶 裕貴 相葉裕樹 はいだしょうこ 秋元才加 ほか

【クリエイティブスタッフ】

音楽 アンドリュー・ロイド=ウェバー
脚本 ジュリアン・フェロウズ
歌詞 グレン・スレイター
日本版演出・上演台本 鴻上尚史

公演情報

公演名
Sky presents ミュージカル『スクールオブロック』
対象公演日程

2020年8月26日(水)~2020年9月18日(金)

※横スクロールで公演日程が確認できます。

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(金)
12:30
13:00
17:30
18:00
会場
【東京】東京建物 Brillia HALL
料金
S席:定価14,000円 ⇒ ご優待価格 平日11,100円(税込)/ 土日祝12,580円(税込)
A席:定価9,500円 ⇒ ご優待価格 平日7,500円(税込)/ 土日祝8,500円(税込)
備考
  • ※本公演のチケット購入代金のお支払いにはVisa付エポスカード(プリペイド含む)のみご利用いただけます。
  • ※お1人様6枚まで
  • ※表示されている公演日・席種のみの受付となります。
  • ※未就学児童入場不可
  • ※本公演のチケットは主催者の同意のない有償譲渡が禁止されています。
  • ※1度お申込みいただいた公演の追加申込みはできませんのであらかじめご了承ください。
  • ※予定枚数終了次第、受付終了となります。
  • ※この優待販売は、必ずしも良席を保証するものではございません。
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公演終了

公式HP
https://horipro-stage.jp/stage/sor2020/

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