【会期】2024年4月16日(火)〜6月9日(日)
【休館日】月曜日、5月7日(火)※ただし、4月29日(月・祝)、5月6日(月・休)は開館
【開館時間】9:30〜17:00(入館は閉館の30分前まで)
関東には、法然、聖光(しょうこう)に続く浄土宗第三祖・良忠(りょうちゅう)が鎌倉時代中期に興した鎌倉光明寺や、室町時代に浄土宗中興の祖・聖冏(しょうげい)が浄土宗の教義をまとめた常福寺(茨城県)など、中世にさかのぼる重要寺院が所在しています。また、聖冏の弟子聖聡(しょうそう)が関東浄土宗の拠点とした増上寺は、のちに徳川将軍家の篤い帰依(きえ)を受けてその菩提寺として大いに興隆しました。東京会場では全国のゆかりの名宝とともに、浄土宗850年の歴史で度々重要な舞台となった関東の浄土宗寺院の宝物にも重点をおいてご紹介します。
・鎌倉仏教の一大宗派である浄土宗の美術と歴史を、鎌倉時代から江戸時代まで通覧する史上初の展覧会です。
・開宗850年の大きな節目を契機に、浄土宗各派の協力を得て至宝が集まる決定的な展覧会です。
・重要文化財「選択本願念仏集(せんちゃくほんがんねんぶつしゅう)」「七箇条制誡(しちかじょうせいかい)」など宗祖・法然にちなむ貴重な資料をはじめとする、国宝・重要文化財を多数含む文化財が一堂に集結します。
・国宝「綴織當麻曼陀羅(つづれおりたいままんだら)」「阿弥陀二十五菩薩来迎図(あみだにじゅうごぼさつらいごうず) (早来迎(はやらいごう))」をはじめとする浄土教美術の名品や、「仏涅槃像(ぶつねはんぞう)」などスケールの大きな優品など、浄土宗ゆかりの多彩な文化財をご覧いただけます。
・戦争、天災、疫病などと向き合い、人々の救済を目指した法然やその継承者たちの姿は、現代の転換期を生きる私たちに生きるヒントを与えてくれることでしょう。
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公演日:4/16〜
6/9
会場:
東京国立博物館平成館(上野公園)