文学作品・物語を題材に作られた音楽を聴く 第9回は、好色五人女より「八百屋お七」
江戸時代の浮世草子、井原西鶴著の「好色五人女」。当時、実際に世間を騒がせた事件に取材し、その悲劇の恋の主人公たちは、後の歌舞伎・浄瑠璃にも数多くとりあげられました。音楽でつづる文学シリーズ第9回では、その中から江戸本郷の八百屋の娘で、恋人に会いたい一心で放火事件を起こし火刑に処された少女「八百屋お七」を題材とした作品を取り上げます。
「好色五人女」に描かれるお七 野川美穂子
中島雅楽之都作曲、坪内逍遙作詞
「お七吉三」
唄 中島一子
箏 田辺雅穂
三弦 奥田雅楽之一
十七弦 田村雅釉徽
尺八 難波竹山
打楽器 堅田喜代
清元「幻お七」
浄瑠璃 清元延綾、清元延栄佳、清元美喜了
三味線 清元紫葉、清元梅弓
上調子 清元梅丸子
義太夫「櫓のお七」
浄瑠璃 竹本越孝
三味線 鶴澤津賀寿
ツレ 鶴澤三寿々
人形 八王子車人形 西川古柳座
公演日:2/19〜
2/19
会場:
紀尾井小ホール