迫力満点のダンス、誰もが口ずさみたくなるメロディ!!
心と身体がリズムを刻む、これぞミュージカル!!
アダム・クーパーがどしゃぶりの雨の中を歌い踊る!
劇場中が最高にハッピー!
アダムのドン・ロックウッドに会える
ラストチャンス!
2017年、6万人を魅了した「雨に唄えば」日本公演!!!
STORY
舞台は1920年代、サイレント映画全盛期のハリウッド。
映画スターのドン・ロックウッドと大女優のリナ・ラモントはスター同士のカップルと世間でもてはやされていた。
しかし実際はリナが一方的にドンを追いかけているだけで、美人だけれども演技は下手、しかもわがままで思いこみの激しいリナにドンはむしろうんざりしていたのだった。
そんな折、ドンはパーティに行く道すがら、駆け出しの女優キャシーと出会い、恋仲に。
やがてハリウッドにはトーキー映画の波が押し寄せ、ドンとリナの新作サイレント映画も急遽トーキーにすることになる。
だが、リナは大変な悪声であり、トーキー映画には不向きであった。当然ながら試写会は大失敗。
そんな映画を公開するわけにはいかないと危機感を抱いたドンとその親友コズモ、そしてキャシーの三人は、映画をミュージカルに作り変えることを思い立つが、リナの声をどうするかが問題となり…
CAST&STAFF
【キャスト】
アダム・クーパー 他
【演出】ジョナサン・チャーチ
【振付】アンドリュー・ライト
INTERVIEW
アダム・クーパーさん
2017年、6万人を魅了した最高のエンタテインメントミュージカル『雨に唄えば』が、14トンのどしゃぶりの雨とアダム・クーパーとともに戻ってくる!
今回は主演のアダム・クーパーさんにインタビューができましたので、コロナ禍を経験しての思いや作品について伺いました。
――全世界が見舞われたこのパンデミックの中、非常に厳しい日々を過ごされたと思います。そして1年半ぶりにやっと、稽古が始まりましたが、今のお気持ちはいかがでしょうか?
一番強く感じているのは、ワクワクしているのとほっとしているという感情です。実際に上演するということで。すべてが不確実な1年を過ごした後ですから。もしもコロナ前のスケジュール通りでしたら僕達は既に日本での公演を終えていたはずなんです。なのにあらゆるものがキャンセルされたり延期されたりしてきました。確実なものは何もないように感じられました。ですから皆と一緒に実際にスタジオ(稽古場)にいる、実際に作品を上演する、ということにとてもホッとしています。沢山の感情が湧いてきます、だって僕たち全員が自分が愛することを出来るわけでから。それにこの作品は喜びと愛に溢れているので、コロナ後にぴったりです。人々が今求めている作品の様に感じます、誰もが、気分が明るくなり自分の人生や生活へのインスピレーションを再び得られる様な作品を必要としていると思います、そしてこの作品はそれを与えてくれます。本当に、スタジオ(稽古場)に戻って来られて、ただただとてもハッピーです。
――この1年半、舞台に立てない状況というのはアダムさんにとってどんな時間だったのでしょうか?
そうですね、それはいつも大変です、特に戻ってきてすぐにこのような作品が待っている時は。この作品は多くのものを求めてきます、芝居も、歌も、踊りも。特に踊りはとても大変なので、稽古前までに自分のコンディションを最高の状態にしておく必要があります。なので僕たち全員、コンディションを整え続けるのはとても大変でした。稽古の1週目には皆が、今回はいつもより大変だ、と言っていました。単純にいつもしてきた事を出来ない状態がずっと続いたからです。ですが個人的には、この1年半、僕は休まずトレーニングを続けてきました。この作品を何度も経験したので、この作品に出演するためにはそれなりの体づくりをしておかなくてはならない、と分かっていましたから。ですから気をつけながらトレーニングを続け、今は準備万端だと感じています。ですが、ずっと何も出来ない状況が続いた後で、この作品をやるのはそれでも大変です。でも出来るというのは本当に素晴らしいことです。
――イギリスはワクチン接種が順調に進み、6月にはほぼ日常を取り戻しつつあります。おそらく皆さんのお気持ちも上昇しているのではと思います。そして稽古場にカンパニーメンバーが集まり稽古が始まりました。1年半ぶりに稽古場での稽古はにいかがですか?
不思議な感じです。お稽古初日、僕達は検査の為に行列せねばならず、全員マスクを着けましたし、誰かの近くには座れず、部屋の壁に沿って2m以上離して椅子を並べています。普段の様に他の人の顔を見ることはできません。プリンシパルとアンサンブルのお稽古は基本別々で行って、それぞれのバブルから出ない様にしています。
そうですね、不思議(奇妙)な感覚ですが、イギリスではワクチン接種が順調に進んでいて、人々も少し過ごしやすく感じ始めています。でもまだコロナに対する恐怖はかなり残っているとは思います。ですから僕たちもとても、とても、とても気をつけながら稽古をしています。今までに誰も経験したことのない、ユニークな稽古になっています。それでも全員がここに、稽古場にいます。他の作品の多くがズーム稽古をしたと聞いています(どうやったらそれが可能なのか分かりませんが)。とてもハッピーな気持ちとワクワクする気持ちと両方感じています。でも同時に安全でいられる様とても気をつけていますし、通常とはとても違った状況でもあります。
この通常とは違う状況の中でも自分たちの仕事が出来ているのは嬉しいことです。稽古ができる、上演出来るというのは本当に素晴らしいです。
――「雨に唄えば」のロンドンでの公演は2013年以来でしょうか?
最後のロンドン公演は2013年でした。5月か6月が千穐楽だったと思います。ですから最後のロンドン公演は8年前ですね。なのでまた上演できることは本当に楽しみです。もちろん子供達は8年前のロンドン公演も観にきましたが、小さすぎてあまり覚えていないんです。なので今回子供たちに観てもらえるのもとても嬉しいです、もちろん家族全員ですが、特に子供たちがお父さんがどんなことをしているかを観るチャンスがあるのがとてもワクワクします。
子供達はユーチューブの動画(作品の一部だけの動画が上がっていて)をいくつか観たことはありますが、作品全部のことは覚えていないのです、だから子供達が今回最初から最後まで通して観られるのが嬉しいです。
――新しいカンパニーの雰囲気はいかがですか?
皆とにかくワクワクしています。東京に行くのをとても楽しみにしていると思います。東京は多くのイギリス人が行きたいけれど中々行くチャンスがない場所の一つなんです。なので訪日出来ることをとても楽しみにしていると思います。キャシー・セルドン役のシャーロット(・グーチ)は『トップ・ハット』の公演で日本に行ったことがあるので日本のことを知っています。もちろんロバート(・スコット(音楽監督))と僕はまた日本を訪れるのが待ちきれません。長い間待ちましたら。長すぎです!最後に行ってから4年が経っているなんて!ですから、また戻れるのがとても楽しみです。
――アダムさんはワクチンを接種されたのでしょうか?
はい。2回目のワクチンを1ヶ月前に受けました。つまり、二度の接種を完了してからしばらく経ちます。とても嬉しいです。イギリスでは誰もがワクチンを受けたいと思っていて、政府も出来るだけ早く皆が接種できる様努力しています。6割以上が既に受けたと思います。順調ですね。日本ではどうですか?
――感染予防策など、稽古場はどのように進んでいくのでしょうか?検査もこまめに行われるのですか?
はい、毎週、月曜、水曜、金曜に検査を受けます。1日おきにコロナに感染していない事が確認できるわけです。マスクをせずに稽古をしたり、シーンの中で相手役と近づくことがあっても安心感が増します。ですからそれだけ頻繁に検査があるのは良い事だと思っています。その方がみんなずっと安全に感じられると思います。
――このような日々の努力とともに、お客様に素敵な舞台を届けていくんですね。
もちろんそうなれば良いな、と思っています。先ほど言った様に、今回のカンパニーはとてもとても素晴らしいです。だから今までで一番の公演になると思っていますよ。
――ロンドン初演はパレスシアターですが、今回の「雨に唄えば」はアダムさんとも親和性の高いサドラーズウェルズでの上演となりますが、今回の上演に際して何か特別なモチベーションや思いはあるのでしょうか?
サドラーズ・ウェルズで上演出来るのはとても素晴らしいです。僕はあの劇場で2004年にSingin’ の別プロダクションに出演しましたし、数多くのダンス作品に出演しました。ある意味僕にとってはロンドンのホームの様な劇場です(劇場はどこもそうですが)。ですからこの作品をサドラーズで上演出来るのが待ち遠しいです。劇場のお客さんもこの作品をとても気に入ってくれると思います。今の予定では客席100%で上演できるはずなので、それも素晴らしい事です。お客さんが劇場に戻ってきたい、僕たちをまたサポートしたいと思ってくださっていることを願っています。そして先程も言いましたが、この作品はこの大変な時期を過ごした後に上演するには完璧な作品です。お客様が劇場に来てこの作品を観たいと思って下さったら嬉しいです。こんなに元気の出る作品は他にないと思うので、ロンドン公演にも素敵なお客様が沢山来てくだされば、と思っています。
――来年の公演は4年半ぶりの日本公演となります。東京公演に期待していること、お客様に期待していることはありますか?
この作品に2回、それに他にも日本で沢山の作品出演した経験があるので、日本のお客様がこの作品をまたとても気に入って下さるというのは分かっています。既にソーシャルメディアを通してファンから「日本に是非来て下さい!」というメッセージを沢山受け取っています。この作品の再演へのお客様の期待が大きいのを感じますが、それは僕にとっても同じです。これまで日本での公演の度に日本のお客様からとても素晴らしい反応を頂いてきたので、日本での経験は本当に特別だと感じているからです。そして今回は世界中の誰もが同じ経験してきた状況があるので、今までよりも更に素晴らしいものになると思っています。お客様とカンパニーの間で、今までに無かった様な本当の「喜び」の感覚 – ついに通常の生活に戻れた、ついにまた何かを祝福していい時が戻ってきたという ― を共有できるのではないかと、誰もがそれを必要としているのではないかと思っています。とにかく僕は日本のお客様は本当に素晴らしいと思っているので、また日本に行くのが本当に待ちきれません。1年半も待たなきゃいけないなんてつらいです。とても楽しみです!
取材日:2021年7月 zoomにて
TICKET
- 公演名
- ミュージカル『SINGIN’IN THE RAIN〜雨に唄えば〜』
- 対象公演日程
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2022年2月18日(金)~2月21日(月)
※横スクロールで公演日程が確認できます。
- 会場
- 【大阪】オリックス劇場
- 料金
- S席 15,800円 / A席 7,800円 / B席 5,800円 / SS席(特典付) 21,000円(税込)
※SS席は特製パーカー(非売品・当日引換)付となります。
- 備考
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- ※お1人様4枚まで
- ※表示されている公演日・席種のみの受付となります。
- ※生演奏/英語上演/日本語字幕あり
- ※1階前方のお席は演出の都合上、衣類等に水しぶきがかかる場合がございます。予めご了承下さい。
- ※未就学児のご入場はご遠慮ください。
- ※チケットの不正転売禁止。
- ※車椅子でご来場予定のお客様は、あらかじめご観劇券(チケット)をご購入の上、事前に座席番号をキョードーインフォメーション(0570-200-888)までお早めにご連絡くださいませ。
- ※来場者から新型コロナウイルス感染者が発生した場合などにおける濃厚接触者の特定等の目的で、必要に応じて保健所等の公的機関へ来場者の氏名及び緊急連絡先が提供され得る場合がございます。
- ※2枚以上でご購入されたお客様は、状況によっては連席でご案内できない場合がございます。予めご了承ください。
- ※公演中止の場合を除き、払い戻し、他公演へのお振替はいたしかねます。ご了承のうえ、お申込みください。
- ※ご来場・ご観劇の際には、感染予防策へのご協力をお願いいたします。
- ※ご来場時にはマスクの着用を必須とさせていただく場合がございます。
- ※本公演につきましては、公益社団法人全国公立文化施設協会や緊急事態舞台芸術ネットワークのガイドライン等の新型コロナウイルス感染対策の方針に従って上演いたします。
- ※今後の新型コロナウイルス感染拡大状況によっては開演時間が変更になる可能性がございます。
- ※会場での感染予防対策の詳細は、随時オリックス劇場公式サイトにてご案内致しますので、ご確認ください。
- チケットお申込み
-
- 特設サイト
- https://singinintherain.jp/
- 公式Twitter
- @SITRjp