ミュージカル『フィスト・オブ・ノーススター〜北斗の拳〜』のチケット情報

ミュージカル
フィスト・オブ・ノーススター
〜北斗の拳〜

イントロダクション

世界を席巻した伝説的コミック『北斗の拳』が日本発のオリジナルミュージカルとして初上演!

累計発行部数1億部超えの漫画『北斗の拳』がミュージカル化され、2021年12月、日生劇場にて上演されることに!
新境地を拓くであろうミュージカル『フィスト・オブ・ノーススター〜北斗の拳〜』には、超大作にふさわしい超一流のクリエイターが集結。音楽は多くの大ヒットミュージカルを手がけるアメリカ人作曲家、フランク・ワイルドホーン。作品の要となる闘いのシーンなどを中国の伝統舞踊を取り入れたアクロバティックなダンスで表現する。そして演出は新進気鋭の演出家、石丸さち子、脚本・作詞は多くの話題作で活躍する高橋亜子が担当。日米中3か国のスタッフのコラボレーションが実現しました。
主人公のケンシロウ役を演じるのは、類まれな身体能力を生かしたダンスで見る者を魅了する俳優、大貫勇輔。ケンシロウの兄弟や師父、原作でも人気の敵役たちには、ミュージカル界で存在感を発揮する豪華な俳優陣がキャスティングされています。さらに中国舞踊の表現力も加わり、新感覚のエンターテインメント作品になることは間違いありません!

ストーリー

〜それぞれの宿命 それぞれの愛〜

二千年の歴史を誇る北斗神拳の伝承者候補として修行に励んでいたラオウ、トキ(加藤和樹・小野田龍之介 Wキャスト)、ケンシロウ(大貫勇輔)の三兄弟。彼らの師父リュウケン(川口竜也)は、末弟のケンシロウを第64代伝承者に選んだ。一子相伝の暗殺拳を守るべくその掟に従い、リュウケンは野心に満ちたラオウの拳を封じようと試みるも逆にラオウに殺害されてしまう。折しも最終戦争が起こり文明は崩壊し、世界は暴力に支配される時代となる。ケンシロウは婚約者のユリア(平原綾香・May’n Wキャスト)と共に暴力の世界を二人で生き抜いていこうとした日、南斗狐鷲拳伝承者のシン(植原卓也・上田堪大 Wキャスト)にユリアを強奪され、胸に七つの傷を刻まれる。絶望の中放浪の旅を続けるケンシロウ。一方で世紀末覇者・拳王を名乗り、混沌とした世界を恐怖で支配しようとするラオウ。ケンシロウは次兄トキや南斗水鳥拳のレイ(伊礼彼方・上原理生 回で役替わり)と出会い、ともに旅をする中、ユリアが失意の中でシンの居城から身を投げたことを知らされる。ケンシロウは愛すべき仲間や強敵(とも)たちの哀しみを胸に、ラオウの恐怖に支配された世界に光を取り戻すべく救世主として立ち上がるのだった。

原作漫画『北斗の拳』とは?

週刊少年ジャンプに1983年〜1988年まで、原作・武論尊、漫画・原哲夫により連載された作品。
最終戦争により文明社会が失われ、暴力が支配する世界となった世紀末を舞台に、北斗神拳の伝承者・ケンシロウが、愛と哀しみを背負い救世主として成長していく姿が描かれており、連載開始から 35 年以上たった今でも多くの読者に愛されている。
原作漫画の累計発行部数は 1億部を突破しておりTVアニメや劇場版アニメ、脇役たちをフィーチャーした外伝が作られるなど人気は高く、社会現象にまでなった作品。2023年9月13日に40周年を迎える。

インタビュー

自らの正義と愛を貫くケンシロウを“リアル”な人間として演じたい

『北斗の拳』は、大きな悲しみを背負いながらも、愛する人たちを守るために闘う主人公・ケンシロウの物語。ミュージカル『フィスト・オブ・ノーススター〜北斗の拳〜』では、ダイナミックな音楽と緻密な演出、そして斬新な振付により、登場人物たちの情熱や思いを鮮やかに描き出します。
歌、ダンス、芝居のすべてが求められるケンシロウ役を演じるのは、大貫勇輔さん。「原作ファンの方にも、ミュージカルファンの方にも愛される作品にしたい」という大貫さんに、役への思いや作品の魅力をお聞きしました。

大貫勇輔さん
俳優 大貫勇輔さん
――国民的人気漫画の主人公ケンシロウを演じることになり、どんなお気持ちですか?

大きなプレッシャーと責任を感じています。最初は不安ばかりでしたが、チラシの撮影をしてヘアメイクや衣装、カメラマンなどたくさんの人の協力を得てできあがったケンシロウの写真を見たとき、「いけるかもしれない!」と思えました。そして先日初めて本読み稽古をしたときに、その気持ちがより強くなりました。音楽も脚本もできていて、鳥肌と涙が止まらないシーンがあって…。いろんな人の力を借りながら、僕のできることを精一杯やれば、新しいエンターテインメントが完成するのではないかと予感しています。

――原作を読んだときに感じたストーリーの魅力や、心惹かれたキャラクターを教えてください

出演が決まってから、原作漫画を2回読みました。1回目はとにかく絵の持つパワーが印象的で、登場人物の筋肉とか、死に方や死に際のセリフもすごくて…。まさに“バトルもの”という感じでした。2回目は、さまざまな孤独、それぞれのキャラクターの正義や愛、そういうものが描かれている漫画なんだなと。それをミュージカル化するにあたり、キャラクターの個性はもちろんのこと、どういう生き方をして何を選択してきたのか、なぜ闘わなければならないのか、そういうことを繊細に考えながら、みんなで作り上げたいと思いましたね。
ちなみに僕が一番好きなキャラクターはトキ。本来なら一番強かったであろうトキが病によって継承者争いから脱落し、未来のため、ケンシロウのために自分の力を見せて散っていく。その深い愛や覚悟、生き様に胸を打たれました。

――ケンシロウを演じるための体作りや、役作りで大切にしたいことを教えてください

ケンシロウ役のお話をいただいたときから筋トレを始め、今年の頭からは週2回のパーソナルトレーニングにも取り組んでいます。漫画のような体になるのは正直無理ですが(笑)、あの雰囲気を出せるように、肩や胸にしっかり筋肉をつけたいと思っているんです。
ケンシロウは寡黙で、しゃべるよりも行動で表すタイプというイメージがあります。それなのに今作はミュージカルですから、もちろん歌います。原作ファンの方は「歌うのかい!ケンシロウが!?」とツッコミたくなるかもしれません(笑)。でも稽古の中で歌ったとき、ケンシロウは“心の中で”こう思っていたんだ、と腑に落ちたんです。それがミュージカルのおもしろさであり、すごさ。だから漫画やテレビアニメファンの方も、この『フィスト・オブ・ノーススター〜北斗の拳〜』を見ることで新発見がたくさんあると思います。ケンシロウをいかに生身の人間として存在させるかが、僕のテーマ。音楽と歌詞、脚本を信じて、リアルに生きられるかを大切にしたいです。

――ダンスやアクションシーンも大きな見どころとなりそうですが、どんな魅せ方をしたいですか?

実は今年の2月から空手も習い始めたんですが、踊りとは全然違うんだなと感じました。アクションシーンでは、舞っているように闘うのか、純粋に闘っているのか、闘うように舞うのか、この3種類の境い目を大事にしたいと思っています。ダンサーが格闘技っぽく踊っている…で終わらせず、説得力を持たせたいんです。ダンスと格闘技があやふやに混ざらないようにしたいし、北斗神拳伝承者ならではの体の在り方やリアルさを追求していきたいです。

大貫勇輔さん
――ダンサーとしての身体的スキルや考え方を、演技にどう生かしているのでしょうか?

ダンサーだからなのかはわかりませんが、僕はほかの人のお芝居をつい“体先行”で見ちゃうんです。嬉しいと重心は上がるし、怒りや哀しみなどマイナスの感情だと重心が下がる。リラックスしていると動きが柔らかくなるし、緊張していると硬くなる。お芝居しながら、人間の体は踊っているんだなと感じます。この前、声の仕事をしたときに、すごく動く声優さんがいらっしゃって。走っているシーンはその場で走りながら喋ったり。理由を聞いたら、体を動かすとそれにふさわしい声が出ると言っていました。やっぱり、体の在り方でお芝居は変わるんだなと思いましたね。ケンシロウは格闘家で常に気を張っているから、見えている範囲が広いし、目の使い方や体の動かし方も変わってくる。そういうことをこれからたくさん見つけて、ケンシロウを作っていくと思います。

――演出の石丸さんとはどんなお話をされましたか?

石丸さんは『北斗の拳』に登場しているんじゃないかと思うほどの情熱をお持ちの方。僕も負けないくらいの熱量を持っていると思っていて、本読みで初めてお会いしたとき、同志のようにわかり合えた気がしました。これからひとつひとつのシーンを細かく作っていきますが、石丸さんと同じ方向を向けていると感じたので、本格的に稽古が始まるのがとても楽しみです。「モノマネではなく、生きている人間として存在してください」という言葉を聞き、僕も本当にそこが大事だなと思いました。

――この作品の見どころや、作品を通して伝えたいことを教えてください

わかりやすいバトルエンターテインメントが表面にありながら、ベースにはひとりひとりのキャラクターの思いが描かれている。そんな原作のすばらしさを生かしながら、ワイルドホーンさんの音楽の力やジャオ・ミンさんの振付の力で、登場人物の心情や生き様をより強く感じられるミュージカルになると思います。
人は一人では生きていけない存在なんだということを、この作品では描いているような気がします。観終わったあと、自分が愛している人や守りたい人を、あらためて大切にしたいと思えるような、そんな作品になればいいなと思っています。

キャスト&スタッフ

【出演】

キャスト

ケンシロウ:大貫勇輔
ユリア:平原綾香/May'n(Wキャスト)
トキ:加藤和樹/小野田龍之介(Wキャスト)
シン:植原卓也/上田堪大(Wキャスト)
リュウケン:川口竜也
トウ/トヨ:白羽ゆり
マミヤ:松原凜子
レイ/ジュウザ:伊礼彼方/上原理生(交互で役替わり)
ラオウ:福井晶一/宮尾俊太郎(Wキャスト)

【原作】
漫画「北斗の拳」
(原作・武論尊、漫画・原哲夫)

【音楽】フランク・ワイルドホーン
【演出】石丸さち子
【翻案・脚本】高橋亜子
【振付】辻󠄀本知彦、顔安(ヤン・アン)
【協力】株式会社コアミックス

公演情報

公演名
ミュージカル『フィスト・オブ・ノーススター〜北斗の拳〜』
対象公演日程

2021年12月11日(土)~2021年12月27日(月)

横スクロールで公演日程が確認できます。

2021 12/11
12/12
12/14
(火)
12/15
(水)
12/16
(木)
12/17
(金)
12/18
13:00 ★※ ★※
18:00 ★※ ★※
2021 12/19
12/20
(月)
12/22
(水)
12/24
(金)
12/25
12/26
12/27
(月)
13:00 ★※
18:00 ★※ ★※

※土日は12:30~、17:30~となりますのでご注意ください。

会場
【東京】日生劇場
上演期間
公演 2021年12月8日(水)~29日(水)
料金
<ご優待価格>
S席 定価13,500円 →平日 10,010円 / 土日 11,440円
A席 定価9,500 →平日 7,070円 / 土日 8,080円
備考
  • 本公演のチケット購入代金のお支払いにはビューカードのみご利用いただけます。
  • 1申し込みにつき4枚まで
  • 表示されている公演日・席種のみの受付となります。
  • 1度お申込みいただいた公演の追加申込みはできませんのであらかじめご了承ください。
  • この優待販売は、必ずしも良席を保証するものではございません。
  • 未就学児の入場はご遠慮ください。
  • 本公演のチケットは主催者の同意のない有償譲渡が禁止されています。
  • 公演中止など、主催者がやむを得ないと判断する場合以外の払い戻しはいたしません。
  • 本公演のチケット購入時に登録の氏名・緊急連絡先は、万が一来場者から感染者が発生した場合など必要に応じて保健所等の公的機関へ提供させていただく場合がございます。予めご了承くださいませ。
  • 日生劇場の新型コロナウイルス感染症対策につきましては、こちらをご確認の上ご来場ください。
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公演終了

公式HP
https://www.hokuto-no-ken-musical.com/

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